【南信州の魅力発見】
南アルプスと中央アルプスに抱かれ、天竜川が流れる南信州エリア。豊かな自然、伝統文化、名物グルメや歴史の舞台が点在する14市町村の知られざる魅力を、トリビア形式でご紹介。読めばきっと、旅に出たくなる発見が見つかります。
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森と伝説が息づく三河と信濃の境─根羽村の信玄終焉伝説と七年祭
長野県の最西南端、愛知・岐阜両県との県境に位置する根羽村(ねばむら)。 この地は、その面積の93%を森林が占める「森の村」として知られ、三河と信濃、二つの文化が交錯する独自の歴史と伝承を今に伝えています。 本記事では、根羽村が持つ歴史的背景や... -
日本の秘境に息づく霜月神楽の謎─神々と舞う天龍村の祈りの夜
長野県の最南端、険しい山々に抱かれ、天竜川の深い渓谷にひっそりと佇む村があります。その名は、天龍村。人々が「日本の秘境」と口にするこの地には、都会の喧騒とは無縁の、荘厳な静寂と、古より受け継がれてきた熱い祈りの物語が眠っています。 この記... -
大蛇伝説と金鶏伝説に彩られた松川町─歴史と伝説が息づく果樹の里
中央アルプスと南アルプス、二つの雄大な山脈に抱かれた伊那谷のまん中。ここに、歴史と伝説が息づく「くだものの里」、松川町があります。 春には淡いピンクの花が里を彩り、秋にはたわわに実った果実が甘い香りを放つ――。そんな穏やかな風景の裏には、戦... -
人形とともに神を送る――阿南町の“祈り”と“伝統芸能”
山あいの小さな町に息づく、祈りのかたち 長野県の南端、緑深き山々に抱かれた阿南町。 この静かな町には、毎年、人形とともに“神を送る”という、どこか懐かしく、そして心惹かれる美しい風習が息づいています。 それは、江戸時代から三百有余年もの間、大... -
天空の楽園と美人の湯──阿智村に息づく、癒しの風景
星降る里で見つけた、心と体を解きほぐす宝物 長野県の南端、美しい山々に囲まれた阿智村(あちむら)── 「日本一、星がきれいに見える村」として、その名は全国に知られています。夜空を見上げれば、まるで手が届きそうなほどの無数の星々が訪れる人々を... -
【飯田市の紙文化】年貢も紙で納めた!?南信州の“紙の町”トリビア
その昔、お米の代わりに“紙”で年貢を納めていた町がある――そんなトリビアをご存知ですか? その舞台となったのが、南アルプスと中央アルプスに抱かれた自然豊かな地、長野県飯田市。本記事では、この飯田市が誇る奥深い「紙文化」と、それにまつわる興味深...
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